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RECの講師一覧

試練は超えられる人にしか与えられない

南 智史Satoshi Minami出身大学   神戸薬科大学

自分について─日々思うこと。

学生時代、私は勉強ができるわけでもなく、人に勉強を教えることなどは苦手な人間でした。
人にわかりやすく物事を伝えられることに大きなあこがれがあり、この業界に飛び込みました。
学生さんの真剣に合格したいと努力する姿を見ることで「私の努力が学生さんの人生に影響を与えることになる。私が学生さんの何倍も努力しないと。」と思い、もう講師をして10年以上の時が過ぎました。
国家試験で合格した学生さんから「先生のおかげで成績上がった。」と言っていただき、笑顔で合格して、社会に飛び出していく学生を見ることで毎年幸せを感じます。
昔は人に教えることが苦手だった私も毎年の学生さんの合格を目指して講義を作っていたら、今では自分の趣味が「講義」になってしまいました。

講師になったきっかけ

私は一度国家試験に落ちており、その際に行った予備校で講師をされている先生を見て、自分のあこがれである、人にわかりやすく物事を伝えられる人間になれる可能性を感じ「やってみたい!」と思ったことと、自分の努力がそのまま学生さんからの評価や言葉で返ってくる仕事であることから自分自身が成長できる可能性が高いと思ったことがきっかけですね。
また、自分が生きた証を残せるということも大きかったですね。一般的な会社では「(会社)の〜〜さん」と呼ばれて会社というコミュニティの中で個人が判断されることが多い中、この職業では「○○先生がいる(会社)」というように個人が努力することで自分の生きた証が学生さんから評価されやすいのも魅力に感じて講師を選んだ部分もあります。

これまでの略歴

少しの間だけMRとして武田薬品工業に勤めさせていただき、素晴らしい同期に巡り合い、良い意味で刺激を受けました。MRは文系出身者も理系出身者もいましたが、私は文系出身者の方々と交流を持つことが多く、交流のある方は会社に対して人生を懸けて生涯勤める意思を強く持つ方がほとんどでした。
私は「薬剤師になれば、MRでなくても薬局など他の業態でも働けるだろう」という甘い考えを持っており、周りの方との意識の差を感じ、恥ずかしく思ったことを今でも覚えています。そうして、人生を懸けるに足る仕事を探して今に至ります。
今なら「この仕事に人生懸けることができるよ」と自信を持って言えますね。
いつまで学生さんに必要としていただけるかはわからないですが。笑。

RECで仕事のやりがいを感じるところ

今までのところでも書かせていただいたように、むしろやりがいしか感じませんね。
毎年新しい国家試験に対応するために講義を改良して学生さんを導く。毎年変わる学生さんの顔ぶれや傾向に合わせて学生指導なども改良する。
コースごとにコンセプトが違うため、それぞれのコースごとに自分なりの色を出す。出張講義では現役で大学に通われている学生さんを対象に講義するため各大学の特性に合わせて講義の内容を調節する。国家試験の本番で自分の講義が本番の国家試験にどの程度対応していたか反省する。
また次の一年が始まる。
同じことを続けているだけだと成長しないので毎年自分が何をすべきかを考えて行動していれば、どんどん成長するし、学生さんもついてきてくれます。
そういう点でやりがいは無限ですね。

就職活動中の皆さんへの
メッセージMESSAGE

就職活動中の皆さんへのメッセージ
おそらく薬学部の方々は、病院、薬局、ドラッグストアなど実際に薬を扱う仕事に就かれ、病気で苦しむ方々を「救う」素晴らしいお仕事をされることが多いと思います。私どもRECでの予備校教師業務は対象となる方は異なれど、今後の進路や国家試験の受験で悩み苦しむ学生さんを「救う」という点でいうと人に感謝されやすい仕事であり、やりがいは他職種に負けないと思っております。
人の役に立ちたい。自分の成長を感じたい。そんな志をお持ちの方はぜひ一緒に講師をしてみませんか?
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